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思想
世界滅亡


界が滅べば良いのに、と軽率に考えてしまうことがある。上手くいかないとき、八方塞がり、全てが嫌になってもう終わってしまえばいいのに、とつい思ってしまうのだ。世界が滅べばもう何もしなくていいし何の心配もいらないから。

本当だろうか?

そもそも終わった後の世界は一体どうなっているのだろうか?隕石とか、疫病とか、急激な氷河期の訪れでもいい。世界が滅んで人っこ一人いなくなった世界が再び栄えることはあるのだろうか?
例えば恐竜だってかつてあれだけ栄えたのに1匹残らず絶滅してしまったが、当時コソコソと生きていた哺乳類が進化し今や人類が大きな顔をしている。そこを行くと今コソコソとしぶとく生きているゴキブリ辺りが次代を担っているのだろうか?それともそんな小さな生き物すらいなくなってしまう滅亡が訪れるのだろうか?そうなったら地球は他の惑星のようにずっと空っぽの星のままになるのだろうか?

世界が滅んだ後の私はどうなる?
普通の人間である私はきっと世界滅亡になすすべもなく死んでいく。しかし死後の私の魂は一体どこへ向かうのだろうか?地球が滅んでしまっては誰も私を覚えていない。故郷もない。魂の還る場所を完全に失っている。生物がいなくては輪廻転生も出来ない。滅んだ世界に天国も地獄も存在するのだろうか?環境破壊や種の長を気取った思い上がり等業を重ね滅んだ人類達は天国にも地獄にも行けないのではないかと私は思う。行き場のない魂。できれば全く知らない宇宙の栄えた星の生き物には生まれ変わっていたいが、何もない空に縛られるように飛び回ることしかできないという現実があるのかもしれない。

考えれば考える程、世界が滅んだからと言って楽になれる気がしない。逃避の一環として滅亡を望んだ罰を何かしらの形で受けるような気がなんとなくしている。それは人の業の報いかも知れないし、単なる生存戦争の敗北かもしれない。
しかし当分世界は滅びないし、目の前の問題は生きて解決しないといけないようだ。よって今日の記事は全て杞憂となる。私たちはどんなに辛くても日々を歩んでいくしかない。世界は簡単には滅亡しない。

本当だろうか?
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